なにかと話題に挙がることが多い日本三大都市問題…
3番手の候補としてよく挙がるのが名古屋と横浜の両都市だ。
日本第3の都市はどちらなのか。あらゆるデータをもとに両都市を比較していく。
結論
さっそくですが、結論を先に述べます。
名古屋の方が都会で、かつ三大都市に相応しいです。
その理由を都市データを用いて説明していきます。
都市データ
※数値が上の方を赤で表記
名古屋市 | 横浜市 | |
夜間人口 | 約230万人 | 約380万人 |
昼間人口 | 約260万人 | 約344万人 |
昼夜間人口 比率 |
111.9 | 92.5 |
都市雇用圏 人口 |
約687万人 | ‐ |
市内総生産 | 13兆3,725億円 | 13兆6,639億円 |
大企業数 | 398 | 317 |
棟数 |
28 | 37 |
最大駅 利用客数 |
約120万人 | 約230万人 |
百貨店売上額 | 1,146億円 | 965億円 |
地下鉄路線数 | 6 | 2 |
いかがでしょうか?
ここまで両都市とも5対5で拮抗しているように思えます…
しかし、よく考えてみてください。
夜間人口(常住人口)、昼間人口とも横浜市の方が高くなっていますが、
横浜市の昼間人口は夜間人口から36万人ほどマイナスに転じています。
その証拠に、両都市の昼夜間人口比率に注目してください。
名古屋市は111.9(%)、横浜市は92.5(%)と100(%)を下回っています。
つまり横浜市は、そもそもの夜間人口(常住人口)が多いので昼間人口も多いというだけであって、街の性質としては「ベッドタウン」なのです。
そして、都市雇用圏人口においても、横浜市は東京大都市圏の衛星都市なので、
独自の都市圏を形成しておらず、その点、名古屋市は中京大都市圏の中心都市なので
名古屋市に軍配が上がります。
次に市内総生産です。こちらも一見すると、金額の大きい横浜市の方が優勢に見えますが人口ひとりあたりで考えた場合、名古屋市の方が生産性が高いといえます。
次に大企業数です。
名古屋市398社、横浜市317社と拠点性の高い名古屋市の方が優勢です。
次に超高層ビル棟数です。こちらは、名古屋市28棟、横浜市37棟と
次に最大駅利用客数です。
こちらは230万人と横浜市(横浜駅)の方が利用者が多いです。
次に百貨店売上額です。
こちらは名古屋市(JR名古屋高島屋)のほうが1,146億円と高いです。
次に地下鉄路線数です。
こちらは名古屋市6路線、横浜市2路線と名古屋市の方が多いです。
まとめ
日本・第三の都市であり、かつ都会なのは名古屋です。
横浜市も大きい街ですが、東京の恩恵を受けて発展していることが分かると思います。
なので、東京の恩恵抜きで考えた場合、名古屋市に軍配が上がります。
ご覧いただき有難うございました。
※Twitterでも、発信しているのでよろしくお願いします😊